○投資脳を鍛えよう○
FP知恵の木 無料週刊ナレッジメール バックナンバー
■2011年12月21日 ○投資脳を鍛えよう○
☆ 目 次 ☆ 1.最新金融情報トピックス ~「知恵の木」流、日経ヴェリタス徹底解読~ ○投資脳を鍛えよう○ 2.一緒に学ぼう、プラチナ時代のこと ○ご存知ですか?「生命保険信託」○ 3.ちょっと気になる話 ~ライフとマネーのQ&Aから~ ○二世帯住宅の資金調達と節税対策は?○ _____________________ 1.最新金融情報徹底解読 ★伊藤誠の特選記事★ ■投資脳を鍛えよう■ ~2011年12月18日 日経ヴェリタスp1より~ 投資における「陥りやすい5つの落とし穴」。 今回はわかりやすく、ポイントのみをご紹介します。 あなたにもあてはまるもの・・ありませんか。 1.損失回避 「損失の痛みは利益の喜びの2.5倍」 100万円の投資元本が120万円になる喜びよりも、 80万円になる悲しみのほうが大きい。 2.所有効果 「自分の持ち物は高く評価」 人間の脳は、自分がそれを 「所有している」というだけで、 その価値を大幅に高く見積もる傾向があります。 有名な実験がロゴ入りマグカップの競売。 マグカップを持っているグループAと 持っていないグループB。 グループAの平均売値は5.25ドルで グループBの平均買値は2.75ドルという結果でした。 つまり、自分の持ち物の価値は他人が思うより 2倍も高く評価しがちというお話です。 3.フレーミング効果 「時と場合でうつろう判断」 どちらを選びますか? 問1. A.50%の確率で1000ドルもらえる B.確実に500ドルもらえる 問2. A.50%の確率で1000ドル失う B.確実に500ドル失う 問1はB 問2はAを選ぶ人が多かったそうです。 つまり、人は報酬を受け取る場合は確実な方、 損失が生じる場合は失わない可能性のある方を 好む傾向があります。 4.時間割引 「将来より今の得」 問3. A.100日後にもらえる100万円 B.101日後にもらえる101万円 問4. A.今もらえる100万円 B.明日もらえる101万円 問3でBを選んだ人も問4ではAを選ぶケースが多い とのことです。 脳の中では、目の前のことを選ぶときには、 主に直観にかかわる反射脳が活発になり、 一方、遠い将来のことを考える時には、 理性に関する熟考脳が活発になるということですね。 5.報酬期待 冷静さを失う「強欲のスイッチ」 脳は「報酬がどれくらい大きいか」に強く反応します。 一方で「報酬を受け取る可能性」には あまり敏感ではありません。 つまり、得るものよりも、 得られるかもしれないものの方を重視するのです。 典型的なのが宝くじです。 還元率は約50%で、 理論的に買えば買うほど損をするのに、 3億円という高額を表示されると 買わずにはいられない人も多いですね。 ■■■ ご感想・コメント・ご質問はどうぞこちらまで fp@chienoki.com お待ちしています(^^)■■■ _____________________ 2.一緒に学ぼう、プラチナ時代のこと ■ご存知ですか?「生命保険信託」■ こんにちは。メルマガ発行人の伊藤礼子です。 すべての人に訪れる50歳以降の長い人生を 安心して、ワクワクして、輝くものに! そんなあなたの充実人生にとって 必要なものとは何でしょうか。 先週金曜日、ファイナンシャルプランナーの勉強会に 参加させて頂きました。 そこで「生命保険信託」という新しいコンセプトが 日本に初めて導入されたことを知りました。 そこで、早速「充実人生クラブ」メールマガジン読者の あなた様へお知らせしたい、と思った次第です。 ■「生命保険信託」ってなんですか? セミナーでお話し下さったのは、 プルデンシャル生命保険会社の 綜合企画チームと市場開発チームの マネージャー、本多巨樹(なおき)さん。 本多さんによると、 プルデンシャル社は徹底した「現場ありき」 の会社だそうです。そこでは、 全国に3100名いるライフプランナーが選手。 通常ですと、本社は裏方で球拾い、 という役回りなのだそうです。 本社部門の本多さんが、今回は例外的に 社外に向かって発信するその訳は、 本多さんこそは、この「生命保険信託」を 8年前から企画し、2010年7月に 日本で初めて取り扱い開始までにこぎつけた 生みの親であるからです。 お話を聴いていても、本多さんご自身が 「生命保険信託」に心底惚れ込み、 お客様へ「価値」をもたらすものとして 確信と情熱をもって取り組んでいらっしゃることが 感じられました。 ■「生命保険」×「信託」でできること 「生命保険信託」とは、保険金をかけた方が 生前に指示していた内容通りに、 信託銀行が死亡保険金をお渡ししていく オーダー・メイドの信託商品です。 プルデンシャル社において、 「保険金の支払い」にこだわってきた結果 たどり着いた解決策であった、とのことです。 すなわち、保険契約者は、ご自分の大切な人のために 保険金をかけたのに、実際には、その思いの通りに 「保険金の支払い」が実行されないケースがある ということなのですね・・・。 本当に残念なことです。 ◯ もし自分に何かあったら、残されたわが子は 大丈夫だろうか。 ◯ 保険金を残す相手が亡くなった後のことについても 自分で決めておきたい ◯ 障がいのあるわが子に保険金の管理ができるだろうか ◯ 生命保険金で、社会貢献がしたい ◯ 知的障がいのあるわが子に、親として経済的な責任を 果たしたい 上記のような悩みや、希望を持たれている方への 「生命保険」×「信託」の安心の解決策の一つ であるといえます。 この他、様々な解決策の事例が紹介されましたが、 このメールではご紹介しきれない分量ですので、 ご関心をお持ちの方は fp@chienoki.com まで、どうぞご連絡ください。 ■「モヤモヤ」の解決方法 さて、本多さんのお話の中で、最も印象に残ったことが あります。 それは、はっきりと購買するものが決まっている場合には、 比較.comなどが活躍してくれます。 一方、解決する問題、購買するもの自体が、複雑で、 モヤモヤとして不確定である場合があります。 その場合の解決策とは、 1人のお客様に対して、 複数の専門家が連携してチームを作って、 問題の本質を見極め、ベストな解決策を オーダー・メイドで提供する必要がある、 という分析です。 これを伺い「我が意を得たり!」と感じたのです。 なぜなら、それこそが、FP知恵の木が 一貫して実行してきた 「知恵の木ウェイ」 であったからです。 ■■■ ご感想・コメントはどうぞこちらまで fp@chienoki.com お待ちしています(^^)■■■ _____________________ 3.ちょっと気になる話 ~ライフとマネーのQ&Aから~ ■二世帯住宅の資金調達と節税対策は?■ ■【二世帯住宅新築に関するご相談】 夫の実家の土地に上下階完全分離二世帯住宅の 新築(建替)を計画しています。 土地は約800平米で名義は父と叔父が 2分の1ずつ登録。 ハウスメーカーとは契約済で、 12年4月着工で9月完成予定。 ハウスメーカーからの請負金額見積りは 5600万円。68坪。 出資比率は夫が4000万円で、 残りを父と叔父で負担してもらえないかと、 子世帯より話を切り出しました。 4000万円は交渉予定。 父・叔父からの出資、親族ローン、 金融機関の住宅ローンで資金調達を考えています。 税金(贈与税、相続税、不動産取得税、固定資産税等) と金融機関へ支払う金利費用を最小にしたく、 資金調達出資方法・登記の仕方について アドバイスをお願いできませんか? 同居家族は合計7名。 父 60歳 会社員 年収不明 預金1000万円 母 54歳 パート 叔父 70歳くらい 無職 預金3500万円 弟21歳 会社員 夫=相談者 30歳 会社員 年収540万円 預金300万円 妻 30歳 専業主婦 子供 1歳(将来3人を予定) ■【 CFP伊藤からのコメント 】 こんにちは、『FP知恵の木』伊藤です。 ご相談をお寄せいただきありがとうございます! まずお尋ねします。 建物の持主は100%夫で良いですか? 1番お金がかからないのは、この形です。 夫が4000万円の資金調達をし、 父と叔父から1600万円夫が借りる形です。 叔父からは借りる形ですが、 父からは非課税でもらう方法もとれます。 登記については 建物100%夫名義で登記します。 このようにすれば 税金(贈与税0、相続税0、不動産取得税夫のみ、 固定資産税夫のみ)となります。 金融機関へ支払う金利費用を最小については、 住宅ローン一括比較と資料請求ができる下記 ↓を活用してください。 http://k.d.combzmail.jp/t/hhtb/a04ua8y0ei6mhn6iquzoA またのご相談やご感想、お待ちしております。 ありがとうございました!