○住宅ローン、固定型の人気じわり○
FP知恵の木 無料週刊ナレッジメール バックナンバー
■2013年02月27日 ○住宅ローン、固定型の人気じわり○
☆ 目 次 ☆ 1.最新金融情報トピックス ~「知恵の木」流、日経ヴェリタス徹底解読~ ○住宅ローン、固定型の人気じわり○ 2.充実人生クラブ ~人生を部活動のように楽しむ~ ○人生の質はコミュニケーションの質(2)○ _____________________ 1.最新金融情報徹底解読 ★伊藤誠の特選記事★ ■住宅ローン、固定型の人気じわり■ ~2013年2月24日 日経ヴェリタスp61より~ ■■■ トピック要約 デフレ脱却を目指す安倍政権の経済政策によって、 今は低い金利がいずれ上昇していくのではないか。 こんな観測も「マイホームは買い時か」 と思わせる理由の一つだ。 「以前は7割を占めていた変動金利型が 半分程度に減ってきた」 ある主要銀行の住宅ローンでは、 今年に入って固定金利を選ぶ利用者が増えているという。 代表的な長期固定の住宅ローンである 住宅金融支援機構の「フラット35」。 最低借入金利は昨年12月に1.8%と 過去最低に下がった後、2ケ月連続で上昇した。 長期金利が上昇したためだ。 とはいえ歴史的に低い水準には違いない。 「さらなる金利上昇に備え、 なるべく低い金利で返済額を確定するのが得策 と考える利用者が増えているのではないか」(同機構) 一方、変動型の借入金利は、キャンペーンによる 引き下げも考慮すると0.7%~1%程度。 金利が跳ね上がらない限り、 固定型より返済負担が軽いのは明らかだ。 ただ変動型の金利は通常、 半年ごとに短期金利に応じて見直される。 金利の変動で返済額を1.25倍の上限とするケースが多い。 しかし、1.25倍を超える部分が免除されるわけではなく、 完済期限までに支払う必要がある。 返済総額が膨らむことには変わりがない。 FPの八ツ井慶子さんの助言は、住宅ローン選びで 「金利変動を家計のリスクにしないのが鉄則」。 ■■■ 昨年末から、住宅ローンの借り換え相談が FP知恵の木でも増えています。 おすすめは全期間固定金利への借り換え、 残り返済期間を15年~20年にすることです。 2月の20年全期間固定金利は1.65%。 事例をご紹介します。 借り換え前: 2000万円 変動金利1.45% 残り返済期間: 23年 毎月返済額: 85,261円 (これが最低毎月返済額、利率が上がれば増) 総支払額: 3,532,000円 (これが最低支払利息、利率が上がれば増) 借り換え後 2000万円 全期間固定1.65% 残り返済期間 20年 毎月返済額 97,895円(確定) 総支払利息 3,494,800円(確定) 毎月の返済額はUPしますが、 総支払利息が減り、返済期間が短くなり、 金利の上昇に怯える必要がなくなります。 いかがですか。 FP知恵の木では 住宅ローンの借り換え実行支援を 行っています。 ご興味のある方は、ご一報ください。 _____________________ 2.充実人生クラブ~人生を部活動のように楽しむ~ ■人生の質はコミュニケーションの質(2)■ 前回のメール配信後、 「メルマガ、ちゃんと読んでいますよ!」 とのご一報をいくつも頂いており 感激しております。 ありがとうございます! ■メルマガを拝読していることを証するため、 返信させていただきました とご連絡くださった(笑)のは、 小学校から大学時代まで、なんと 阿部現首相の3年先輩だったという、 成蹊ご出身で文筆家のY様。 知恵の木の大切なお客様で、 長いおつきあいをさせて頂いています。 ■いきなり駄弁を弄しますが、 私は最寄り駅(西荻窪)近くの焼き鳥屋の常連です で始まった愉快なそのメールに すっかり惹きこまれてしまいました。 差し支えのない部分で ちょっとご紹介させていただきますね。 『私が小学校の頃、 文化祭に「昭和の妖怪」岸信介が 孫の顔を見に来たのを覚えています。 しかし、それよりも年下でしたが、 手塚治虫がトレードマークのベレー帽をかぶって、 息子(眞)と一緒に キャンパスを歩いているのに出会ったほうが、 よほど嬉しかったです。 サインをねだるような不躾な行為に及ばなかったのは、 所謂「成蹊教育」の成果だったと申せましょう。』 おぉ!すごいですね。 インターネット時代の今でこそ、 有名人との距離感が格段に縮まりましたが、 あの「手塚治虫が息子(眞)と一緒に キャンパスを歩いている」 なんて・・・! 子どもの頃、手塚治虫の大ファンだった私ゆえ、 その夢のようなお話に目がハートになりました!(笑) 『東京では、今月こそ一番寒いです。 くれぐれもご健勝に、お二方とも揃って 一層のご活躍をなさいますよう祈り上げます。』 と結ばれた尊敬する人生の先輩からのお便り。 有り難くて、感謝で胸が熱くなりました。 「呑めば、都: 居酒屋の東京」 マイクモラスキー(Michael Molasky)さんは 知恵の木のお客様、先のY様のご友人でもあります。 そのモラスキーさん(一橋大学社会学研究科教授)が 「呑めば、都: 居酒屋の東京」 という本を出版されました! このモラスキーさんと家族3人で、文字通り 「居酒屋」をご一緒させていただいたことがあります。 モラスキーさんって、 本当に素敵な「味のある方」(笑)です。 我々より日本(のよさ)をよっぽど知っていて 大切にしてくださっているなあとつくづく感じました。 そうそう、日本語も達人、達筆。 そんな「本物」が書き下ろした書籍。 ぜひお読みくださいね!^^ すごい力を秘めている さて、昨年発足した(社)充実人生クラブ(JJC)。 これから何をやっていきたいのか。それは・・・ 「50代以降の力にますます磨きをかけて 社会に貢献して頂くこと」 これだと思っています。 先日、音楽仲間の先輩お二人と お食事をする機会がありました。 はっきり御年はわからないのですが、 たぶん60歳前後位~でしょうか。 高齢者施設の皆さまへ 音楽(合唱やフルート演奏等)を届けたり、 子育て支援のボランティア活動などを 精力的にされていらっしゃるそうです。 ご自身の才能や経験を活かし、好きなことで 誰かの役に立てたらいい。 社会がよくなるために 子どもや孫たちのために 力になれたらいい。 そう思っていらっしゃる「実力」のある方々の存在感。 しっかりと受け止め、活かしきることで 生きがいを感じていただける場や仕組みをつくりたい! そんな思いをかみしめました。 ■JJCホームページ http://www.jyujitsujinseiclub.org/index.html =================== 私が幼い頃からずっと信じてきたこと、それは 「人間の無限の可能性」 「人間は死ぬまで成長し進化できる」 「魂はどこまでもどんどん新しく美しくなれる。」 だから 「人間が年を取ることは素晴らしい。」 というものです。 充実人生クラブにおいて 「人間が年を取ることは素晴らしい。」 そのことを、私は 皆さんと一緒に実証していきたいのです。